当初、格安3DプリンターはスマートフォンのRGB液晶を利用していたとのこと(なので造形サイズがスマホサイズ)。UVライトの光を通すか遮断するかの為にRGB液晶はいささか都合が悪い。つまり開口部が減るので光量が落ちる上に受けるRGB液晶の寿命にも影響がある。ELEGOO Mars RGB液晶が概ね交換まで500時間のところ、ELEGOO Mars 2 Pro MONO液晶は交換2000時間。照射時間も1層6秒・8秒⇒2秒と大幅に削減。 フィギュア製作の特に顔部分の造形精度については100分の数ミリの違いがかなり重要となっている(鼻先の角度や瞼、眼など)。 照射時間8秒が2秒になると照射漏れによる造形太りが減る上に、最新で初期ロットであろうMars 2 Pro のMONO液晶には保護ガラスが無く、傷付きやすいというマイナスポイントはあるものの、FEPフィルムとの距離を縮めるということからさらなる造形精度向上が見込めると思われる。 それを今回は検証することにした。【 結果 】右の画像の比較通り、MONO液晶の効果は顕著。 エッジの先鋭差が見て取れ、今後の精密造形において、大きく期待できる結果となった。 Initially, the cheap 3D printer used the RGB LCD of a smartphone (so the molding size is…
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